横田秀策+山口麻美著
四六判並製 192頁
定価1,800円+税
ISBN978-4434296789
アドラー心理学は不登校傾向をはじめ、学校が苦手な子どもをどう支援することができるの? アドラー心理学による「勇気づけ」により、学校現場が抱える諸問題の解決策を提示する!
本書の構成は、第1部で、横田氏が、「学校が苦手な子ども」の架空事例を挙げながら、元小学校校長としての実践や考えなどを述べています。そして、横田氏の実践について、筆者(山口)が感想とアドラー心理学の視点から質問をし、それに対して横田氏が回答する内容が続きます。第2部では、第1部で挙げられた横田氏の実践を受けつつ、「学校が苦手な子ども」について、SCの立場から筆者(山口)なりの実践や考えを、架空事例も用いて、アドラー心理学を活かした見立て、関わりとしてお伝えします。――はじめにより
はじめに
第1部 学校が苦手な子どもに対する実践
第1章 教室
第2章 宿題
第3章 発達障害
第4章 母子分離
第5章 自己肯定感と自己効力感
第6章 学校経営とアドラー心理学
第2部 学校が苦手な子どもとアドラー心理学
第7章 アドラー心理学を活かした見立て
第8章 アドラー心理学を活かした関わり
おわりに
熊野英一著
四六判並製 192頁
定価1,800円+税
ISBN978-4434295331
どうすればアドラー心理学による「勇気づけの子育て」を実践することができるのか? 子どもと夫婦の幸福にとって必要不可欠な「共同体感覚」をベースにその可能性を探る!
本書を読み進めることで、読者の皆さんは、私たちは他者とのつながり無くして生きていくことはできず、それゆえ人生のあらゆる課題(ライフスタイル)は、他者とのつながりから生じるものであること、そしてその課題の対処には、自身のあり方を見直し、他者を受け入れて、勇気を持って協力・協調していくこと、つまり共同体感覚を発揮することが大切であると理解するでしょう。本書を含めた当シリーズでは、初心者でも理解しやすい理論解説の間に、理論ろ理解を促す豊富な事例をコラム形式で紹介しています。コラムのタイトルを確認して、読みたいと食指が動いたコラムから読み始めても良いでしょう。
序 章 日本人の最大の課題はパートナーシップ
第1章 価値観の異なるパートナーに向き合う
第2章 父・母として、夫・妻として、子育てに向き合う
第3章 親族・独立した子どもの家族に向き合う
第4章 夫婦の性の問題に向き合う
第5章 自己の内面に向き合う
終 章 自分の魂に向き合う
参考文献